
建築撮影講座
この度は建築写真家養成講座に興味をお持ちいただきありがとうございます。
本講座は、カメラの基本操作や撮影経験をすでにお持ちの方が、建築写真という新たな分野を仕事として通用するレベルまで引き上げることを目的とした、実践型の講座です。
スマートフォンやSNSの普及により、写真撮影は誰にとっても身近なものとなり、誰でも手軽にきれいな写真を撮れる時代になりました。
その一方で、カメラマンとして独立・起業する人も増え、「他のカメラマンとどう差別化するか」が、これまで以上に重要なテーマとなっています。
その中で、差別化しやすく、かつ高い専門性を求められるジャンルが「建築写真」です。
建築写真は、設計者の意図や空間の魅力を写真で伝える高度な表現力が求められるため、対応できるカメラマンが限られています。スキルを習得すれば、他ジャンルとの差別化ポイントとして大きな武器になるのです。
本講座では、建築写真の基礎知識から現場での実践、そして納品クオリティの仕上げ方までを、3日間で体系的に学んでいただきます。

建築写真は
信頼と価値を生むプロの仕事。
建築写真は、スナップ写真やポートレートとは異なり、建築が持つ意図や空間の力を視覚的に翻訳する役割を担っています。
設計者が空間に込めた想い、素材の質感、光の入り方などを丁寧に読み取り、構図や距離感、光の使い方によって空間のイメージを一枚の写真に凝縮します。
また、建築写真は広告写真でもあります。
写真一枚のクオリティがクライアントのブランド価値や信頼感に直結するからこそ、ただ記録するのではなく、伝えるために撮るという姿勢が求められる専門性の高い分野です。
このスキルを身につけることで、依頼される仕事の質や報酬が変わり、プロとしての評価も大きく高まっていきます。
建築写真は、あなたの可能性を広げる次の一手となる力を秘めています。
「どう撮ればいいか」を
現場で学び、仕事に変える。
〜現場体験を通して
建築写真を自信を持って提供できる技術に〜
「どう撮っていいかわからない」そんな声は、決して初心者に限ったものではありません。実際に、プロとして活動しているカメラマンの方からも「人物や物撮りは得意だが、建築となると撮り方に自信がない」という声を多くいただいてきました。
本講座では、そうした悩みを机上の理論だけでなく、実際の現場での撮影体験を通して学んでいきます。
現場に立ち、光の変化や構図の選び方を肌で感じながら、建築写真に必要なメソッドを伝えるための視点を身につけていきます。
正しく撮影できるようになることで、他のカメラマンとの差別化ができ、クライアントとの信頼関係を築き、継続的な案件の獲得にもつながります。
今の仕事に付加価値を加えたい方にも、建築写真を本業として展開したい方にも、
それぞれの目的やレベルに応じて取り組めるカリキュラムですので、安心してご参加ください。
こんな方に
おすすめです
- 今の仕事に建築写真を加えて、案件の幅を広げたい方
- 建築写真を武器に、報酬アップや継続案件につなげたい方
- 建築撮影にも自信を持って取り組めるようになりたい方
- 絞り、シャッタースピード、ISO感度など基本設定を理解している方
- 超広角(16mm以下)標準、中望遠レンズを所有している方(フルサイズ換算)
- 三脚を所有していて安定した撮影ができる方
※機材をお持ちでない方は、必要な機材を事前にご案内いたしますのでご安心ください。購入に関するアドバイスも行っています。
受講すると得られる5つの効果
建築写真に必要な「設定・構図・撮影技術」が身につく
光の扱い方や構図の選び方など、建築写真ならではの視点を基礎から実践まで習得できます。
「何をどう撮るか」が明確になる、実践的な撮影メソッド
ただ撮るのではなく、設計意図や空間の魅力を“伝えるための撮影”ができるようになります。
Photoshop / Lightroom を使った編集スキルの習得
色味調整やパース補正、仕上げの精度を高める編集力が身につき、納品クオリティも向上します。
建築写真で「仕事を増やす」ための考え方と実践方法がわかる
スキルを“収入につなげる”ための撮影・提案・営業の視点もお伝えします。
プロとしてどこでも通用する、再現性のある撮影力が身につく
自己流ではなく、現場で求められる確かな技術を体系的に学び、クライアントから信頼される実力を身につけられます。
受講後、希望者は案件を
ご紹介します。
※紹介数をお約束できるものではありません。
3日間の集中講座で、建築写真の基礎と実践を習得
Day1|建築写真の基礎と実践トレーニング
建築写真を仕事にするための基本を学んでいただきます。
所要時間 6時間
建築写真に必要な基本操作・機材の使い方
- 建築写真撮影におけるカメラの基本操作、基本設定
- カメラ以外の機材の使い方
- 建物の方角、撮影時刻、タイミングに応じた撮影方法
- 住宅のエリア別撮影ポイント
- 構図、アングル、アイレベル、焦点距離の考え方
- 小物、家具配置による空間整理と演出
- 編集ソフト(Ligtroom/Photoshop)の基本操作
- 現像、ホワイトバランス、明るさ、コントラストの調整
- レタッチ、パース補正、垂直水平の再調整、不要物除去、空や反射の修正
- 納品形式について
レンタルスペースで実際に撮影を実践。
- 撮影前の事前準備
- 撮影実践
- 編集ソフト(Photoshop/Ligtroom)を使用した仕上げ作業
Day2|現場同行トレーニング
アシスタントとして同行
プロの現場で「何をどう動くか」が体感できる貴重な実践機会
(所要時間:約2〜3時間 ※現場状況により変動)
2日目は、講師が実際に受けている建築撮影の現場にアシスタントとして同行していただき、リアルな撮影現場を学んでいただきます。
事前準備から現場での立ち回り、光のチェック、構図の探り方、外観と内観の撮影タイミングの判断まで、机上では学べない「現場でしか得られない判断力と対応力」を身につけていただきます。
撮影現場に同行し、現場でのリアルな撮影手順やの撮影風景を学ぶ
- 撮影前の準備とチェックリストの共有
- 現場入りからの流れや注意点
- 外観撮影(日中・夕景)の基本と構図の選び方
- 屋内撮影時の視点と光の読み方
- 受講者自身による実践撮影(部分的に担当)
※この日に撮影した写真は講座の課題として提出していただき、Day3でフィードバックを行います。
※現場は主に一般住宅(戸建てまたはマンション)を予定しています。
Day3|フィードバックと次のステップ
仕事にできるクオリティへと導く、実践的なアドバイス
Day3では、Day2で提出いただいた写真をもとに、講師がプロ目線で丁寧に講評を行います。
「建築写真としての構図は適切か?」「光の扱いは自然か?」「空間の意図が伝わっているか?」など、クライアントに信頼されるクオリティに達しているかをチェックしながら、今後の改善点と伸ばすべきポイントを具体的にお伝えします。
(所要時間:約1時間|対面またはオンラインにて)
提出写真を元に講師からの丁寧な講評
- 提出写真に対する構図・構成・表現のフィードバック
- 建築写真に必要な要素(意図・光・スケール感など)が伝わっているかの確認
- 改善点、今後の練習の方向性、仕事に活かすための次のステップの提案
修了後のフォローアップ体制
講座終了後は当事務所専属のカメラマンとして活動していただくことが可能です(任意)
撮影案件の紹介のほか、大型施設の撮影ではチームで撮影していただくこともあります。
いきなり一人では不安…という場合は、まずはアシスタントとして入っていただいても構いません。詳しくは講座終了後にお伝えいたします。
建築写真家養成講座(3日間集中)
定員:各回 1名(マンツーマン形式)
期間:3日間(進行状況により多少変動する場合があります)
受講料:300,000円(税込)
開催場所:石川県内または近郊(詳細はお申し込み後にご案内いたします)
交通費:撮影現場への同行時にかかる交通費は自己負担となります
開催日程・申込方法
開催日時は、ご希望を伺ったうえで個別に調整いたします。
お申し込み・お問い合わせは、専用フォームまたはメールにて受け付けております。事前相談もお気軽にご連絡ください。
機材・準備について
- ご自身の一眼カメラ、三脚、超広角〜中望遠レンズ(フルサイズ換算)、ノートPC(Photoshop/Lightroomが使える環境)をご用意ください。
- 機材をお持ちでない方には、事前に必要な機材リストをお渡しし、購入についてのアドバイスも行います。
キャンセル・日程変更について
- やむを得ない事情による日程変更は、ご相談のうえ柔軟に対応いたします。
- キャンセルポリシーはお申し込み後に書面にてご案内いたします。
オンライン個別説明会[毎月2名限定・無料]
本講座に興味のある方を対象に、オンラインでの個別説明会を実施しています。
講座の詳細や進め方、必要なスキルや機材についてご説明し、不安や疑問にも丁寧にお答えします。
※毎月2名限定のため、ご希望の方はお早めにお申し込みください。